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2006年11月24日 (金)

東京女子学園のキャリア・デザイン

◆「東京女子学園」のキャリア教育である「ライフ・プランニング・プログラム」は、生徒一人ひとりの自己実現を支える最高の仕掛けである。

◆生徒が自己実現を達成するには、ただ収入がよいとか、学歴社会で生きることができるとか、名誉を得られるとかいうことだけでは達成できない。国際社会で自分を道具として人々のために提供できる覚悟が育つ必要があるのだ。

◆そのような覚悟が育つには、自分が人々にとってどのような道具として役割を果たせるか知らねばならない。東京女子学園のプログラムのすごいところは、この役に立つ道具をものや職業の理解で終わらせないことだ。

◆道具の背景にある人と人、人と社会、人と自然をつなぐことができる生徒一人ひとりの資質を発掘するワークショッププログラムを先生方が組み立てているのである。

◆すでにある「もの」としての職業ではなく、世界の人々をどのような資質を生かしてつないでいくのか、「関係」づくりができるのか。そこに東京女子学園のライフ・プランニング・プログラムは焦点をあてているのである。

◆つまり20世紀産業社会を牽引してきたのは、「もの」ベースの物質文明。男性が中心だった。しかし21世紀の社会は人々の生活をデザインする産業がベースとなる。デザインとは関係の発見と編集である。女性が中心となる社会なのである。東京女子学園が読んでいる時代とはそういう社会なのである。(本間 勇人)

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