07中学入試の結果R4分析(1)
★2007年中学入試の結果R4を、、「全国中学入試センター」が算出している。首都圏中学受験生が58,000人という、世の中の中学受験のダイナミックな変動に伴い、結果R4や結果R3の変化も大きい。
★【表1】~【表3】のような総論的分析は、すでにNTS教育研究所内のホンマノオトでまとめているので、そちらをご覧いただくことにして、本ブログでは、「全国中学入試センター」のスタッフにそれぞれの学校の結果R4の変動についてしばらく聞いていくことにする。
★まず男子選択校で、【表1】の③の領域について見ていきたい。R4があがり、かつR4とR3の幅が縮小している領域。今年この領域に当てはまる学校を受験した生徒は難しいと感じたはずである。男子選択校の③の領域でR4が最も高かった入試はどこだろう。
★「海城の2回目入試です。昨年の結果R4と結果R3は、64と60という幅だったと思いますが、今年の結果R4は1ポイント上がり、結果R3も3ポイントぐらいアップしているはずです。」
★単純にR4が高くなったというだけではなく、相当難しいという感覚だね。
★「もともと海城は、駒場東邦と肩を並べる学校だったし、今もそうなのですが、なぜか同格視されてこなかったという印象があります。」
★それがここにきて学校選択者が海城の教育の良さに気づいたということかな?
★「そうですね。東大合格者の数からいっても、それは明らかだし、中学入試問題も東大の入試を想定しているのか、骨太の思考力・表現力が必要です。しかも駒場東邦以上に、6年間の教科プログラムの幅広さについてきちんと広報されてもいます。JR山手線の新大久保駅から新校舎というかリフォームした部分というか、とにかく校舎も見ることができますからね。」
★R4に到達していなくても、根性でなんとかなるという受験は禁物ということか。入試問題や6年間の教育プログラムについてきちんと理解して、てねいに対策を講じないとということかな。来年もそうなると読んでいるの?
★「受験生の増加がさらに進めば、そうなるでしょう。だいたい、今年の東大合格者の数を見てくださいよ。首都圏の男子校では、開成、麻布の次が海城ですよ。」
★たしかにそうだが、それ以上に創立以来116年が経ているわけだから、海城の文化資本の再生力とその影響は絶大なはず。そういう学校の文化に対する価値の重要性に、世の中が気づいたということだと望ましいのだが。
★「それはあると思います。学園のホームページを見ると、校長先生からの発信や入試の結果速報などをきちんと公開していて、開かれた学校のイメージも定着してきたのではないでしょうか。」
★そう考えていくと、さらに難化していくという予想になるのだろうか・・・。(本間 勇人)
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