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2007年4月 1日 (日)

千代田女学園の改革

★今年千代田女学園の新校長に菅原俊軌先生が就任された。学内では菅原校長先生を中心に、非常に密にディスカッションをし、そしてそれを実行に移しているようである。学内の改革は迅速に進んでいるのである。

★ホームページを見れば、それは明らかである。菅原校長は、昨今の保護者は学校説明会に来るときなど、ホームページをまず見てから来ることを熟知されている。千代田女学園のブランドに出会うのは、学校に来て初めてではなく、サイトで最初に出会うのだということを。

★だから頻繁に更新するし、校長の理念や方針も就任してすぐにサイトにアップしている。戦略家であると同時に、実に木目細かい。ご自分の海外経験から、ニュージーランドに海外研修に行く準備をしている保護者や生徒に、役に立つ持ち物についてレクチャーまでされる。

★飛行機内は乾燥するから、小さなスプレーに水を入れて持っていくと便利だよと、実際に物を見せて説明する。テロの対策で、ペットボトルも持ち込めないが、これだと大丈夫だったよだとか、変圧器やプラグについて、ニュージーランド以外の海外に行ったときのために、全天候型の物を持っておけば一生ものだとか・・・。

★校長先生がなんて細かいことをと思うかもしれないが、これが他力本願の真骨頂なのだ。働きかけることを厭わない。互いに働きかけるという自立なのであろう。人は生かされている。サムシング・グレイトという何らかのものに。

★今年の春、私立中高一貫校の受験準備をせずに、公立中高一貫校の準備しかしていない生徒22人に対して、公立中高一貫校の適性検査と同趣旨の、教科横断型の入試の機会を設定した。これも互いに働きかけ、生かされるという理念の貫徹の反映である。

★林友三郎さんの「中学生時代」という文章を読んで、「勉強してみたいと思うとき」という題名で、あなた自身が見聞きしたことや体験したことの例をあげながら、自分の考えを500字以内で書く論述型の問題が出題された。

★勉強は人生の経験から切り離して行うことはできない。人生の経験の重さから、本物の勉強の意欲が湧いてくる。自分は1人で生きているのではなく、生かされるているということに気づいたら、自分を差し出していろいろ活動するだろう。その活動の1つに勉強があるのだ。千代田女学園の改革。もう一度、本物志向であることを期待したい。(本間 勇人)

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