田園調布学園がエクセレントスクールである理由(1)
★田園調布学園が発刊している「調布学園だより」を拝見をして改めて確信した。同学園がエクセレントスクールである条件が<見える化>されていると。
★エクセレントスクールは、Creative Climateが生成され続けている学校である。そのためには、ビジョンをマネジメントしつづけるビジョン・リーダーの存在が重要だ。校長西村弘子先生がその役割を果たしている。そのことが巻頭の西村校長のメッセージからはっきり伝わってくる。
「あなたにとってどうすることが『捨我精進』?」とは中1礼法のまとめとなる最終授業での問いかけです。
★これは防衛コストを低くするオープン・マインドを育成するプログラムである。毎年中1はこの礼法によって防衛コストを低くする精神を体得していく。これは創造性発露の条件であり、人間関係を心地良くするおもてなしの道でもあろう。
★また同誌には、各教科の教育実践発表の報告が紹介されていた。学内におけるプレゼンではなく、多くの学校の先生方との協働勉強会である。外部との交流もまた創造性発露の条件である。そしてエクセレントスクールの条件もまた、創造的な教師がたくさんいることである。
★「校内の像にまつわるエピソード」も紹介されていた。OGや学校関係者との関係がアートに体現し、学校の伝統作りに寄与している。リベラルアーツの存在の片鱗であるが、これもまた田園調布の教育力の奥深さの現れである。
★そして司書「教諭」の存在である。司書「教諭」の存在の重要性に気づいたのはJGの梶原先生にお会いしてからだ。司書「教諭」は、学校の歴史と使命を教職員、生徒、保護者に伝えることと教科横断的な知のインタフェース・プログラムを企画実行する役割を担っているということに気づかせていただいた。
★田園調布学園にも、このような役割を担う司書「教諭」の存在がある。
読書の楽しみを生徒間で共有させるため、他校と合同で読書会もしています。
★ビジョン・リーダーとしての校長、知のクリエイターとしての教師、知のインターフェース・ファシリテータとしての司書教諭、そしてアーツにあふれる教育空間。Creative Climateに満ちていること、これが田園調布学園がエクセレント・スクールである条件である。もちろん、その結果として大学進学実績も良いのは言うまでもない。[本間 勇人 Gate of Honma Note ]
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