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2007年9月21日 (金)

中村中の説明会の進化

★生徒募集において、大学進学実績において、学びのグローバリゼーションにおいて注目を浴びている中村中学校。その成功は、常に新たな挑戦をしているところにあるし、その挑戦に教師も在校生も保護者も一丸となっているところにある。創造性は挑戦という防衛コストが低いところにこそある。

★今年の9月15日の説明会は、大盛況であったわけであるが、同時に説明会自体の革命の成功でもあった。梅沢教頭先生こう語る。

「今回の説明会のコンセプトは『より近く・同じ目線で』というもの。今まで、体育館で説明会を行っていて感じていた私たちの印象が『参加者との距離感』でした。舞台の上から話す距離感をなんとかしたいと思っていたのです。そこで、いっそ舞台から降りてしまおう。そして、本校生徒に多数(今回は20名でした)参加してもらって、ブロック(今回は20ブロックでした)ごとに、それぞれの学校生活について話してもらおうと決断しました。話す内容は、受験生にカード(6枚用意しました)をひいてもらって、出た内容について語るというスタイルにしました。受験生の選択の意志も大事にしたかったのです。もちろん、校長も私もフロアーに降りて間近でお話しをしましたが、実際に受験生と保護者を目の前にしてみると、このライブ感にはものすごい熱を感じましたし、受験生や保護者との絆をつくれる在校生を誇らしく思いました。説明会も本校の学校生活・授業が求めているこの熱いライブ感と一致することができたと実感がもてました。」

★中村の挑戦とは、しかし、決して新奇なものを生み出すのではないのだなと感じた。いつも心に抱いている、生徒、保護者との対話の距離の感覚。いったんつながったからといって持続可能ではない。どのようにしたら信頼関係をつづけていくことができるのか?この不安の感情こそ、人間にはなくてはならない存在感情である。対話は大事ではある。しかし、形ではなくいつも互いの存在を気遣える対話を持続可能にしていくには、不安とその解消の二重螺旋の挑戦の歴史なのだ。中村のシンボルがフェニックスなのは人間の存在感情を忘れない響きが鳴り止まないからだ。[本間 勇人 Gate of Honma Note

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