スポーツへの思いと中学受験 好きなスポーツへの期待や憧れを励みにしたい!
中学生になったときに、それぞれの志望校で「サッカーがやりたい」、「野球ができる」、「水泳でがんばってみたい」などといった希望は、中学受験生からもよく聞かれる声だ。先日も、ある塾の教室での保護者会で、多くの学校紹介や中学入試状況の説明をさせていただいたときに、「サッカーがしたくて中学受験を希望した」わが子の中学受験体験にも触れると、終了後に何人かの保護者から「水泳が強い私立中高はどこですか?」、「男子でバドミントンが盛んな学校はありますか?」といった、私立中高一貫校のクラブ活動についての質問が寄せられた。
そのお子さんが、そのスポーツでどれくらいがんばってみたいのかは、その時点ではわからないし、中学受験生の場合には、中学や高校の全国大会レベルをめざしたいというケースは、さほど多くはないだろう。しかし、小学生時代にそういう純真な気持ちで、スポーツに対する期待を持つことは、受験生にとってもプラスになる。都や県の大会での活躍をめざしてもよいし、区や市で上位になることも立派な目標だ。一人ひとりの子どもたちの希望に合ったクラブで、それぞれに目標を持って、充実した中高6年間が過ごせれば、それが日常の励みになる。そういう日々を思い描いて、それを小学生時代の受験勉強の励みにしてもらえばよいだろう。
ただ、運動部の場合には、高い目標を掲げるクラブほど、体力、精神力、集中力などが磨かれる。運動部でがんばってきた生徒の大学進学実績が良いことが多いといわれるのは、スポーツで培ったそういう力が、受験勉強にも生きてくるということだろう。
この冬、全国大会に出場する国学院久我山高サッカー部のメンバーのなかには、東大をめざす中高一貫生もいるという。同じように、冬のラグビー全国大会に出場する同高や桐蔭学園高、茗渓学園高の選手のなかにも、きっとそうした生徒がいることだろう。最後の大会が終わると、すぐ大学受験が控えているが、ぜひがんばって“文武両道”の成果を見せてほしいと思う。
【初出:NettyLandかわら版2009年1月号】
(北 一成)
国学院久我山はこの冬、数年ぶりにサッカーとラグビーがともに全国大会に駒を進めた。
11月15日(土)、西が丘サッカー場で行われた東京都Aブロック決勝を制し、全国高校選手権大会出場を決めて喜ぶ国学院久我山の選手と応援席の在校生。
バスケットではこの冬のウィンターカップ(全国高校選抜優勝大会)に、男子の東海大菅生、桐光学園、女子の東京成徳大学、明星学園、土浦日本大学などが駒を進めた。
夏の甲子園につながる野球の東京都予選。多くの高校生球児が、この大会で勝ち上がることをめざしている。
2008年6月に駒澤オリンピック競技場で行われた、高校生の陸上競技の関東大会。広い競技場とその周囲が高校生アスリートでいっぱいになっていた。
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