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2010年2月12日 (金)

春高バレーへの伝統を築くもの、繋ぐもの 第40回「春高バレー」に駿台学園と早稲田実業が出場!

この春にも、高校野球の「春の選抜優勝大会」の開催と時を同じくして、第40回全国高等学校バレーボール選抜優勝大会(通称「春の高校バレー」)が、3月20日(金)から3月26日(木)まで、国立代々木競技場・第一体育館で開催された。

今大会には、男子の東京都代表として、私立中高一貫校である駿台学園(東京第一代表)と早稲田実業(開催地代表)が出場。とくに今回の男子は、東京から前年度優勝校の東亜学園高、第一代表の駿台学園、第二代表の東洋高、開催地代表の早稲田実業と、計4校が出場できるという好機となった。

この4校の都代表校のうち東亜学園高は、5年連続25回目の出場。前年、前々年のこの大会で、全国“二連覇”を達成し、昨年夏のインターハイでは愛知県代表の星城高に決勝で敗れたものの、2年間で4度の全国制覇を成し遂げるなどの実績を残してきた。東洋高は2年連続18回目の出場という、全国的にも知られた古豪だ。一方、駿台学園は4年連続7回目の出場という、まだ新進気鋭ともいえる強豪校。早稲田実業は3年連続6回目の出場となるが、4回目の出場となった2007年の第38大会へは、何と29年ぶりの出場という“復活劇”を見せて、久々に全国の舞台に返り咲いた注目校である。

こうして、高校生バレーボーラーにとっての全国の舞台で、いま「新たな伝統を築きつつある」駿台学園と、かつてあった伝統を「再び繋ごうとする」早稲田実業が、今大会でどこまでの活躍を見せてくれるか楽しみだ。

とくに駿台学園は、今大会でチームの中心となっている2年生、1年生が駿台学園中学時代には、ともに全国大会で3位入賞、この4月に入学してくる新高校1年生は中学時代に全国優勝を成し遂げているだけに、この先の活躍も大いに期待できる中高一貫体制の強豪チームだ。

一方、女子では、共栄学園(第一代表)、下北沢成徳(第二代表)、八王子実践(開催地代表)の強豪3校が東京都代表として今大会に出場。優勝をめざす。女子バレーでは中高ともに、毎年、全国大会の上位まで進出している私立中高一貫校が多く、こちらも活躍が楽しみだ。そのほかにも、男女ともに全国の都道府県から今大会に代表として出場している私立中高一貫校が多く、注目したい学校はいくつもある。

野球やサッカーなどと比べると、最近では人気が下がっているといわれるバレーボールだが、この「春の高校バレー」は、テレビ放映もあり、注目度の高い大会だ。何よりこの大会は、まだ高校2年、1年生が中心の3月に行われることから、高3生の最終目標となる夏のインターハイより手前の目標、つまり「道の途中=オン・ザ・ロード」にあるということも、大会の雰囲気を明るくしている要因だろう。そういえば中学受験にも、「合格オン・ザ・ロード」というイベントがある。多くの高校生バレーボーラーにも、それぞれの目標に向けて、この道を力強く前進してほしいと思う。

 

【初出:NettyLandかわら版3・4月号】
(北 一成)

Sports1

第40回「春の高校バレー」東京都予選の準決勝。駿台学園は早稲田実業をストレートで破って決勝に進出。同時に本大会への出場を決めた。

Sports2

都大会決勝では東洋高校をフルセットの末に下して「春高バレー」東京都第一代表としての出場を決め、大会への決意を新たにする駿台学園チーム。

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